2013年4月21日日曜日

コネというもの

最近、コネというものについて考えさせられることがあった。


職場に画家を目指す人がいて、
色々なコンペに作品を出しているそうだ。

昔、「絵のコンペは結局コネがないと入賞できない」と聞いたことがあった。
〇〇先生の弟子とか知り合いとか、どこどこ教室の生徒だとか。

だから、「そんな世界らしいですね」と話してみたら、
「一概にそういうものでもないんですよ」と返ってきた。

コネというものは、結局、力のある人、
努力をしている人に付いてくるのだと。

秀でた光るものを持っている人だからこそ、
プロたちの目に止まるようになる。
長年ひたむきに努力をしているからこそ、
師匠の目に止まり覚えられていく。

そうやって繋がりを持つようになる。
もちろん、そういった中には、
人柄というものも大切になってくるだろうと思う。


そういう人がコンペに作品を出せば、
特別な目で評価してしまうのが人の心というものですからと。

そんな話だった。

なるほどなあと思わされた。

コネって言うものも、言葉のイメージとちょっと違って、
血の通ったところのあるものなのかもしれないな。

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